先週の話だ。
昼下がりの街に出ると、目の前を小学生が歩いている。
帰り道らしく、ランドセルを背負った後ろ姿は見るからにルンルン気分の様子だ。
彼の頭の中では何かの歌が鳴っているようで、少年はそれを声に出し感情豊かに歌っていた。
最初は
「みんなで力を合わせて〜」
と言いながら仲間たちとの固い友情を歌っているのだけど、同じ曲の中で30秒後ぐらいに
「僕の大好物〜」
というフレーズになったので、おそらくお腹が空いてきたのだろう。少年はいつだって腹ペコなのだ。
思い返せば、僕も腹ペコだった。
この少年のように、ご飯と遊びのことしか考えてなかった気がする、小学3年のあの日までは。。
(次回『エロ本を拾う』に続く。書くかわかりませんが)