2014年9月12日金曜日

ラブナイト9月11日無事終了、そして新ブログ開設のお知らせ!

みなさま、こんにちは。

ドリアン助川さんをお迎えしました、9月11日のラブナイト、無事終了いたしました。
たくさんのご来場、本当にありがとうございました。

そして、お伝えしていました新ブログがついに完成しました。

入り口はこちら。(左下のラブナイトバナーをクリック!)
http://www.switch-pub.co.jp/rainyday/

今回のイベントレポートはじめ、こちらの新ブログにいろんなことを書いていけましたら、と思います。 これからも何卒よろしくお願いたします!!

2014年9月10日水曜日

イメージの川を越えて 〜第5回ラブナイトに寄せて〜


曇り空、生ぬるい風が吹き、蝉がまだ激しく鳴いています。
僕は今、島根の松江にある松江城の下のベンチに座り、このブログを書いているのです。



小学校の頃からお城の天守閣が大好きだったのですが、その中でも一番行ってみたかった、夢の天守閣がこの松江城。
今日始めて登閣することができて、こうして天守閣を見上げながらブログを書くなんて、、このブログの最後に相応しい素敵なフィナーレなのではないか、と思っています。今まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。

そして、明日はついにラブナイトです。
今回は小説家・パフォーマーのドリアン助川さんをお呼びするニューヨーク・ムーンリバーナイト。もちろん明日が9月11日だからこそ、この街をテーマにしたいと考えました。

ドリアンさんをお迎えするにあたって、僕たちラブナイト制作チームは、今回も前回のようにフィールドワークに出かけました。
ニューヨークで3年間を過ごし、あの9月11日を実際にニューヨークで体験されたドリアンさんと、ニューヨークに行ったことのない自分たちラブナイト制作チームを繋げる手がかりは一体なんだろう。

考えた結果、ラブナイトは一つの場所にたどり着きました。
これがそれです。


詳しくは、明日のフィールドワークレポートをぜひ楽しみにしていてください。
ドリアンさんから伝え聞くニューヨーク、そして、ラブナイトが見つけたムーンリバー、そこにしかないニューヨーク・ムーンリバーをご一緒できれば、と思います。

9月11日(木)
小島ケイタニーラブ トーク&ライブ「ラブナイト ~ニューヨーク・ムーンリバーナイト~」

ゲスト:ドリアン助川(作家・パフォーマー)
18:30 OPEN 19:00 START
参加費:前売り・当日2500円(1ドリンク付)
会場:Rainy Day Bookstore & Cafe
東京都港区西麻布2-21-28 スイッチ・パブリッシングB1F

ご予約やその他、詳細情報はこちらイベント特設ページを御覧ください!
http://keitaney.com/lovenight/


【ご予約特典など】
こちらの都合で申し訳ないですが、CDRの準備などありまして、今日夜中にご予約頂ければCDR特典ご用意させて頂きます。ドリアンさんのご来場特典もお楽しみに!

新ブログもほぼ準備、整いました。明日報告できそうです。
それでは、ムーンリバーの川岸にてお待ちしています。


小島ケイタニーラブ

2014年9月3日水曜日

【いつも読んで下さる皆様へ】



今年1月から西麻布RainyDay Bookstore & Cafeで隔月開催してきました「ラブナイト」は、今月9月から毎月開催となります。
僕の活動の中で、初の定期イベントとなるラブナイト。不慣れなことも多く、自分の力不足を心配してしまうこともありました。
でも、それでも、いつも楽しみながら、毎回いろんなことにガムシャラに挑戦させて頂いて、素敵な夜を重ねることができました。こうして一歩一歩進むことができるのは、いつも支えてくれる、たくさんの応援、サポートのおかげです。いつもありがとうございます。

そして、このブログ『実は付き合ってそうな二人』も生まれ変わることになりました。
その名も『ラブナイト制作日誌』として、さらにパワーアップ(主に更新頻度など)し、日々のあれこれを変わらずお伝えしていこうと思います。

静かに始めたブログですが、なんとか続けてこれたのも、暖かく見守ってくれる皆様のおかげでした。
これからも頑張っていきますので、何卒よろしくお願いいたします。9月中に新しいブログアドレスをお知らせしますね。

小島ケイタニーラブ

2014年8月8日金曜日

【二度目の旅のご報告】第4回ラブナイト無事終了しました!





7月11日、西麻布RainyDay Bookstore & Cafeに坂本美雨さんと大島保克さんをお迎えした第4回「ラブナイト」大盛況に終わりました。ご来場の皆さん、本当にありがとうございました。

イベント内でも報告しましたが、ラブナイトは9月からなんと毎月開催となります!毎月11日はラブナイト、何卒よろしくお願いします。
それでは、今回も朝岡英輔くんの写真とともに、素敵な一夜を振り返ってみましょう!



【第一部:大島保克さんと「忘れえぬ人々」】
今回のテーマは二度目の旅。(詳しくはこちら
旅先で出会った忘れられない人や景色への"二度目の旅"に、ゲストのお二人と一緒に出かけました。


大島さん「それは、やっぱり、エンヤのお父さんかな。」

最初のゲストは大島保克さん。
三線を片手に、その歌声を世界に響かせる大島さんですが、そんな彼が旅先で出会い、ふと思い出す人はいったいどんな人でしょう。

その質問に、少しはにかみながら大島さんが言ったのは「やっぱり、エンヤのお父さんかな。。。」

大島さんは12年前に訪れたアイルランドのこと、そこで会ったエンヤのお父さんとの思い出、沖縄民謡と相通ずるアイルランド民謡の魅力を話してくれました。




国木田独歩「忘れえぬ人々」を朗読セッション。

忘れえぬ人がいれば、忘れえぬ景色もある。

大島さんにとってその場所は、故郷の石垣の浜辺でした。どんなに都会の真ん中にいても、ふとした瞬間に、鮮やかにフラッシュバックする月夜の浜辺のイメージがあるそうです。

横浜の山下公園にいるときに突然浮かんだという、この故郷の景色がインスピレーションとなって生まれた、大島さんの代表曲「イラヨイ月夜浜」を一緒に歌いました。

大島さんの代表曲「イラヨイ月夜浜」を。
思いは海を飛び越える。



【第二部:坂本美雨さん登場】
もう一人のゲスト、坂本美雨さんが登場すると会場は一気に華やかに。
話にも花が咲き、とにもかくにも花満開!ということで、沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」を三人で歌いました。


初共演の三人。話に花が咲きます。楽しい!

歌い終わり、琵琶湖へ旅立つ大島さん。いってらっしゃい!

【第三部:坂本美雨さんと二度目の旅】
美雨さんと小島が出会った3年前の話から、美雨さんが好きなローカル鉄道や猫の話をしました。
今回の猫がいる無人駅に行くミッションには、小島の3年越しの思いが詰まっていることを知り、少し引き気味の美雨さんでしたが、構わずに続けます。


10年前の美雨さんが読んでいた本とは…!?

月日を越え、二人の時間は、さらに遡ります。

美雨さんが10年前のインタビューで当時好きな小説として挙げていた村上春樹さん「羊をめぐる冒険」の話題になり、"ひさしぶりに読む"というこの本を家から持ってきてもらいました。読み古した文庫本をぱらぱらと開くと、美雨さん自身もそこに挟んだことを忘れていた、南アフリカ行きのボーディングパスが出てきました。

美雨さんが過ごした南アフリカの思い出、忘れられない景色。一枚のボーディングパスをきっかけに、様々な思い出が彼女の口から溢れてきます。

この文庫本は、10年間、南アフリカへ向かう飛行機にも、ニューヨーク生活をしていた美雨さんの部屋にも、いつも傍らにあったそうです。ひさしぶりの「羊をめぐる冒険」。朗読を通して、"二度目の旅"へ出かけました。



美雨さん朗読「羊をめぐる冒険」。二度目の旅へ。

今回のミッション「あの日の猫に会いに行く」レポート。
(小島・伊藤・朝岡による旅の様子を改めて、制作日誌として報告します!)

そして、ラブナイトはこの日の終着駅に向かいます。今回のために書き下ろした「ねこあし」という曲に乗せ、美雨さんが10年前に書いた詩集「aqua」の朗読をしました。
最後は「MONKEY」を一緒に演奏し、無事イベントは終了しました。

「MONKEY」を一緒に!皆さん、手拍子ありがとう!


【メンバー紹介】
それでは、今回も一緒にイベントを作ってくれた、最高の仲間を紹介します!



この日のためにスペシャルドリンクを用意してくれたRainyDay Bookstore & Cafe。いつもありがとうございます。今回のラブナイトから会場でお配りしている僕の直筆「ラブナイトかわらばん」ではRainyDayのおすすめメニューなどいろいろ書いてます。パンケーキもコーヒーも美味しいです。普段のランチやお茶にもぜひお立ち寄りくださいね!(月火定休)




音響・構成・演奏の伊藤豊さん。
前回のラブナイトでの写真をfacebookのプロフィール写真にしたところ彼の中で歴代最高「いいね」の数を獲得したらしく、「これはラブナイト伝説の始まりでは!?」ともっぱらの噂です。
また、今回の無人駅への旅では山岳部の経験を活かし、休憩のタイミングや虫さされのケアなど、夜道の山中をリードしてくれました。頼れる兄貴、いつもありがとう。今度肩もみます。




映像作家の高山玲子さん。
この写真の意図はまったく謎ですが、前回の黒田征太郎さん参加のラブナイトに続き、彼女が編集してくれたラブナイト映像を改めてご紹介できたらと思います。いつもありがとう!




イベント終了後、switchの皆さん、ラブナイトチーム、坂本美雨さんで記念撮影。
いつも優しさ溢れるサポートをどうもありがとうございます。みなさん、おつかれさまでした!

9月から毎月11日開催のラブナイト、これからもよろしくお願いします!





2014年7月16日水曜日

【メールマガジン】

不定期ですが、メールマガジンをしています。
前回のメルマガでも告知させて頂きましたが、朗読劇『銀河鉄道の夜』特別編をお送りします!

〜2014年7月配信予定〜

小島ケイタニーラブのメルマガ
「銀河の車窓から 〜朗読劇『銀河鉄道の夜』特別編〜」

今回は、7月20日に、ついにホール公演を迎える朗読劇『銀河鉄道の夜』を中心に、いろいろな情報や、猛暑からの現実逃避コラムをお送りします。

配信希望の方はこちらまで空メール下さい。
mail@keitaney.com

今まで読んでくださった方には引き続き送らせて頂きます!

それでは、とりいそぎご報告でした!

2014年7月5日土曜日

僕らは二度目の旅に出る 〜第4回ラブナイトに寄せて〜


この数ヶ月、今回のラブナイトのことを考えるたびに、瞳の奥をチラつく景色があるのです。それは、とあるダム湖にある無人駅と、そこに座る小さな野良猫。

チラつく理由はわからないですが、いつかどこかで聞いた、名もない歌をふっと思い出すときの、あれに似た感覚があります。

その無人駅にはかつて訪れたことがありました。手元にある写真はこんな感じ。


なにせ4年前のことなので、いろいろと記憶が曖昧なのです。(奥に見えるのが僕の足。)
ただ、なんとなく、気持ちいい風が吹いてたような気がする。
  
風といえば、僕にとって、今回のゲストの大島保克さんはまさに「風」の人でした。昨年のフェスティバル・トーキョーのリミニ・プロトコル。歌声と三線の響きが、池袋を渡り鳥のように響いていました。

そして彼が風だとしたら、もう一人のゲスト、坂本美雨さんは何だろうか。きっと彼女は「光」の人です。もう3年ぐらい経つかもしれませんが、□□□のスカイツリー合唱団。美雨ちゃんの歌声が浅草を優しい雨のように包んでいました。

いうまでもなく、二人は僕の音楽の大先輩。
そして、同時に、時間と距離を超えた歌を歌う、自分にとっての歌の"希望そのもののような存在です。
二人に出会ったときは話しかけるのに緊張したけど、それが繋がって、このたび素晴らしい夜を迎えることができるのだから、あのとき勇気を出して話してよかったな、と今思います。

そんなこともあって、今回、僕は歌を聴く幸せにただただ浸ってしまいそうですが、もちろん気合を入れて頑張りたいと思います。なぜなら挑戦しなければいけないことがあるからです。

今回のラブナイトでは、いつものトーク&ライブとともに、旅の報告をします。記憶の中にいる、あの無人駅の猫に会いに行こうと思うのです。

4年前、出会ったばかりの写真家・朝岡英輔くんと夜通し歩いた深夜の山。
その先にあるというダム湖を目指し、暗闇をひたすらに歩きました。
蒸し暑い山道。ウイスキーの瓶。ときおり吹き付ける風。二人で交わした下らない話の数々(※特に下ネタが盛り上がった)。
そして、ダムに辿り着いたあの時の素晴らしい疲労感。朝の光に包まれて、目の前に輝く水面が揺れていました。
その近くには無人の駅があって、電車を待っていたら、あの猫がやってきたのです。

風、光、あのすべてが、瞳の奥にチラつくのです。あの日の猫が僕を呼んでいるのです。とにかく、呼ばれている以上は行かねばなりません。

711日、皆さんに、生まれたての歌で、お伝えできればと思います。そして一緒に「二度目の旅」ができますように。心より、お待ちしています。


2014年7月11日(金) 18:30 OPEN 19:00 START 参加費2500円(1ドリンク付)
スペシャルゲスト 大島保克、坂本美雨
会場:西麻布Rainy Day Bookstore & Cafe (東京都港区西麻布2-21-28 スイッチ・パブリッシングB1F)
イベント特設ページはこちらです。